鯖(サバ)は栄養面で青魚の王様
青魚の王様であるサバは、魚の中でも脂質量がトップクラス。
特に、秋に旬を迎えるサバは、脂質が通常の15%以上増加。脂と聞くとコレステロール過多など、マイナスイメージを浮かべますが、青魚の持つ脂は不飽和脂肪酸である「EPA・DHA」。
DHA: 血中コレステロールや中性脂肪を減らし、脳細胞活性化。又、早産のリスクを低下させる効果も期待できます。
EPA: 産後うつを緩和、血中コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
鯖(サバ)の栄養を詳細分析
不飽和脂肪酸(DHA、EPA)は酸化しやすいことが難点。しかし、サバには酸化を防ぐビタミンEを含むため安心です。他に、糖質や脂質代謝を促進するビタミンB群、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富。そして血圧を正常に保ち、肝臓の解毒作用に有効なタウリンも含んでいます。
食して健康へといった点では、サバは有効な食材。脂がのりはじめるこの時期に「塩焼き」「味噌煮」「竜田揚げ」、様々な調理方法で日々の食事に摂りいれたい食材です。
まとめ
調理のワンポイントとして、塩焼きにする場合は、約1時間前に「ふり塩」を行うと余分な水分が抜け美味しく焼き上がります。味噌煮の場合は酢を振り一度サバをしめた後に煮るとサバ特有の臭みが緩和されます。是非、お試しください。
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