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牡蠣の旬と栄養について
牡蠣の旬は年に2回あり、岩牡蠣は夏(6月~7月)、真牡蠣は冬(11月~4月)。
海のミルクといわれ旨味を凝縮させた栄養豊かな食品です。
生牡蠣100g中に、1日に必要なタンパク質の2/3、カルシウムの1/3、リンに限っては全量含まれています。他に、鉄やヨードは必要量の4倍の含有量。
そして、独特の旨みといえる濃厚な味わいは、「グリコーゲン」「グリシン」などによるもの。グリコーゲンは即効性のエネルギー源となる物質。疲労回復に最適の成分。
他に、亜鉛やビタミンB1、B2を含みます。亜鉛は生殖機能の維持にとても重要。ビタミンB1は栄養素の代謝に、B2は肌や髪の健康に欠かせないビタミンです。
牡蠣の効果的な食べ方
新鮮な牡蠣はレモンや酢をかけて食すことが多いですね。これは鉄の吸収率を高めタウリンの損失を防止するだけでなく、クエン酸効果で疲労回復にもつながります。何気なくとっている食し方が、効率よい栄養摂取方法と重なっていることに納得です。
牡蠣の食中毒には注意
難点を挙げるならば傷みやすいところ。体調不良や疲れている時に多く食すと、食中毒を起こす事もあります。又、牡蠣などの二枚貝が原因で起こる「ノロウィルス」は、この時期に発生する食中毒。その為、可能な限り早く使い切る、鮮度のいいものを購入する、体調不安がある場合は、控えるなどの注意が必要です。
真牡蠣の旬は始まったばかり。旬ならではの凝縮された旨みを是非ご堪能ください。
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