妊娠
産後はホルモンの影響もあり、産後うつになる人も。普段ならなんとも思わないことでも、悲しくなったり、イライラしたり…なかなか感情のコントロールが効かないもの。そんな時に、旦那以外に言われて嫌だったことをいろんなママに聞いてまとめました。
<色々な人:〇〇でかわいそう>
複数の回答があったのがこちら。
様々な場面で、様々な人から発せられる「かわいそう」という言葉。
「あんなに泣かせてかわいそう」
「こんなところに連れてこられてかわいそう」
「風邪をひいてかわいそう」
「保育園に入れるなんてかわいそう」
「寒いのに(暑いのに)かわいそう」
「テレビなんか見せて、かわいそう」
などなど…いくらあげてもきりがないほど。
言っている本人は別に母親を責めているつもりはなく、単純に赤ちゃんを心配している人もいるでしょうが、自分では何もできない、決められない赤ちゃんに向けた言葉は、遠回しに母親に向けられていると感じるのです。
「かわいそうな思いをさせたくない」と精一杯我が子を可愛がっているのはお母さんですから、傷つくんですよね…。
<義理母:オムツは布じゃなきゃダメ!>
圧倒的に紙おむつを使う人が多いと思うのですが、義理の母は布おむつ信者。しかも運の悪いことに、出産した産院が布おむつを使っていたこともあって、義理母的には「やっぱり今も布おむつがベスト!」と思ってしまった様子。
「脳への刺激を考えたら、布おむつじゃないとダメよ!!」と。布おむつレンタルをすすめられたけど、はっきり言ってコスト高すぎ。とてもじゃないけど使えなくて、おむつカバー、おむつ布、おむつ洗い用洗剤、バケツなどなどを買い揃え、使ってはみたけれど…。
ただでさえ取れない睡眠時間、授乳、家事…そこにおむつ洗い。布おむつってやっぱり吸収が良くないから、すぐに漏れて服や布団も洗うハメに。布おむつを洗いながら泣く毎日だったところ、区役所の保健師さんに「布おむつなんてやめちゃえば。お母さん笑ってるのが最大のメリットよ」と言われて救われました。
<義理母:子供と自転車なんて危ない!!>
2人目が生まれて1ヶ月程度で、上の子が幼稚園に入園。送迎バスはなく、3歳の子供の足で歩くと、25分程度かかってしまう。義理母に「幼稚園には歩いて行くの?」と聞かれた時、なんの気なしに「自転車で行きます。」と言ったら、「自転車に子供を乗せるなんて絶対ダメ!危なすぎる!」と猛反対。
子供を乗せるための自転車が販売されているのに、危なすぎるってどういうこと?ヘルメットもするよ?と思いましたが、「ダメ!」の一点張り…
しばらく歩きで頑張りましたが、ぐずる赤ちゃん、慣れない幼稚園しかも歩くのが疲れてぐずる長男、寝不足の私…朝の準備も道中も地獄…
朝の私の表情が危ないと感じた夫が、自転車を買ってくれました。
<友人:母親なのにおしゃれなんて!>
お母さんになったってオシャレをしたい!化粧もしたいし、新しいお洋服やバッグも欲しい、髪の毛も伸ばしたい。キレイにしている方が、夫も喜んでくれる。むしろ、お母さんになって手抜きって思われたくない、って思っていました。
でも、ヒールは履かない、バッグは赤ちゃんの荷物が運べるママバッグ、大きなピアスは我慢…と自分なりに赤ちゃんへの最大限の配慮はしていたつもりでした。
しかし、とある友達が私の陰口を言っていることが判明。
「子供がいるのにあんなバッチリメイクとか、化粧している時間赤ちゃんかわいそう〜」「あんな短いショートパンツ履いて赤ちゃんのお世話できるのかな?」「あんなオシャレして、誰に見せてるんだろう」など。
その友人は、子供が生まれてからほぼスッピンのショートカット、ほぼ毎日ジーンズとTシャツやセーター。
人それぞれなんだからほっておいて欲しいし、赤ちゃんがかわいそうって言われたら傷つく。しかも、街の人もみんなそんな風に思われてるんじゃないかと思って、外出がちょっとおっくうに思ってしまったことも。
でもオシャレはやめられずに子育てを続けていたところ、子供が小学生になった時の授業参観の日の夜、「お前のママめっちゃかわいー!って言われた!」という嬉しい報告をしてくれた息子。やっとオシャレをしている母親の子どもは決してかわいそうなんかじゃないって思えました。
<義理母:単身赴任なんて、子供がかわいそう!>
2人目出産直後、突然決まった夫の転勤。上の子はプレスクールに通っているし、今住んでいるところであれば実家も近い。そもそも、家も建ててしまっている。ひとまず単身赴任をして、また後々考えようと、夫と話し合って決めていました。
それなのにそれを義理母に伝えると「単身赴任なんて、子供がわいそう!!」と猛反対。色々と事情を伝えても「単身赴任なんてろくなことがない」とのこと。どうやら、夫が1人じゃかわいそうだし、浮気でもしたら大変、てことのよう。いやいや、あなたの息子なんだから信じてあげてよ、と思う…。
産後寝不足で気持ちのバランスも取りにくい時に反対されて、生まれたばかりの子を抱えて知らない街について行くことを考えて半分うつ状態に。
義理母は、私の気持ちなんて1ミクロも考えてくれてないってことが、よーくわかった出来事でした。あれからずっと、冷めた気持ちで義理母に接してしまいます(表面上はうまくやっていますが)。それまでは比較的良好な関係を築いてきたと思いますが、産後クライシスって夫婦間だけじゃないのかもしれませんね。
<友人:2人目はどうするの?>
私よりかなり先に母親になって、今や3児の母の友人。子供が生まれてすぐに赤ちゃんを見にきてくれたのですが、きて早々言われたのが「で、2人目はどうするの?」の一言。
本人は悪気なく言ったつもりだと思いますが、乳幼児の世話をして疲れ切っている私は耳を疑いました。
「まだ2人目のことは考えられないかな」とやんわりいうと、「そんなこと言ってると、気がついたら子供産めなくなってるよ〜〜」と言われ、心にグサリ。元々の思いでは兄弟は欲しいと思っているし、出産に出遅れたことを気にしているから、それからしばらく本気で悩んでしまいました。
<実母:おっぱい足りないんじゃない?>
実母は、あふれんばかりに母乳が出たらしく、売りたいぐらいだったというのが自慢。母乳がいちばんの時代だったし、私は良く寝る子だったのは母乳のおかげと思っている。娘の私も母乳で子育てが楽にできると思っていたようですが、母乳の出はあまり良くなく、長男は全然寝てくれない子でした。だから長男が泣くたびに「おっぱい足りないんじゃないの?」「やっぱりおっぱいが足りないのかなぁ。」と口にする母に嫌気がさしました。
「じゃあミルク足そうかな」というと、「そんなの絶対ダメよ!」と言うし、じゃあどうしたらいいのよ!と度々大げんかに。母乳の出が悪かったのは、この母の言葉がストレスになったのではとさえ思ってしまいました。
<最後に>
いかがでしたか?
言っている本人は悪気がなくても、言われた側が傷ついていることって結構あるものです。しかも産後は気持ちのコントロールが効き辛いもの。ホルモンバランスの関係はもちろん、出産の疲れ、寝不足、足腰の痛みなどなど…。ただでさえ色々と不快な症状と戦っているのが、産後のママたちなのです。
周囲の人たちは、いつも以上に産後まもないママたちの気持ちを考えて、発言をしてあげてくださいね。
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