妊娠
赤ちゃんが生まれて4ヶ月。首もすわって、ベビーカーや抱っこ紐でのお散歩もできるようになった。でも、ママ友といえる友人がいなくて不安…そんな人は意外と多いです。このままでいいの?どうやって作るの?そんな不安にお答えします。
ママ友って?
ママ友をウィキペディアで調べてみると「幼い子供の母親であることを共通としてできた母親同士という形の友達」とされています。
友達になるきっかけは子供であり、あくまでも主役は子供であるという捉え方もできるでしょう。
もちろん、ママ友として出会って、その後自分の友達になっていくこともあります。
ママ友はいつ、どこでできるもの?
<産前:習い事やパパママ教室>
幼い子供の母親であることを共通として…と先ほど書きましたが、ママ友は赤ちゃんがお腹にいる頃からできる可能性があります。
例えば、マタニティヨガやマタニティスイミングのような習い事の場面や、産院のパパママ教室などで出会うこともあります。
<産後すぐ:赤ちゃんを産んだ医療機関>
産後は、授乳室で授乳をする時間があったり、食事を食堂でとったりするなど、病院によって他のママと過ごす時間が多い場合があります。
出産を終えたばかりのママ同士、お誕生日の近い子供を持つママ同士、意気投合をしてママ友になるというケースがあります。
里帰り出産の方もいますが、産院の近くに住んでいる人が多いので、その後の友人関係も続きやすいです。
<産後しばらくして:自治体のセミナー、子育てサークルなど>
・自治体セミナー、教室
産後4〜6ヶ月頃になると、自治体で地域のママ同士の交流セミナーや、離乳食教室などが開催されることも多いです。
エリアを区切って、特に近いエリアで交流する場を設けてくれることもありますし、自己紹介の場を設けてくれたりするので、その後の親交も深めやすくなります。
・子育てサークルやサロン
自治体の子育て広場や児童館などで、子育てサークルがあることがあります。
自治体以外にも各種SNSなどで子育てサークルのメンバーを募集している場合があり、そこからママ友の輪が広がる可能性もあります。
・ママの習い事
産後ヨガや産後ピラティスなどの教室に通って、ママ友ができることがあります。
・赤ちゃんの習い事
ベビースイミングやベビーマッサージなど、赤ちゃんの習い事の場面も、ママ友ができるきっかけになるでしょう。
・公園
赤ちゃんのお散歩で、公園に行く人は多いですよね。それは他のママも一緒です。というわけで、公園に行くとママ友ができるかもしれません。
子供が小さいうちはきっかけをつかむのが少し難しいですが、子供同士で遊べる年齢になると、自然と会話が広がる可能性もありますよ。
近所の幼稚園や保育園の園庭解放に行ってみるものいいでしょう。同時に情報収集にもなります。
<幼稚園や保育園>
少し先になってしまいますが、幼稚園や保育園に入ると、自然とママ友ができることが多いです。
送り迎えのタイミングに話をする機会があったり、バス通園であっても様々な行事で一緒になるなど、交流を深める機会はたくさんあります。
ママ友を作るにはどうしたらいいの?
<まずは行動してみる>
家にいてもSNSでの交流ならできるかもしれませんが、リアルなママ友はなかなかできません。まずは外に出ていく、行動してみることが大切です。
公園だけではなく、児童館や子育てサロンなどにも顔を出してみましょう!
自治体のセミナーなどは強制ではなく、任意の参加であることが多いかもしれませんが、そういった集まりにも積極的に顔を出してみることから始めてはいかがでしょうか。
<自分から話しかけてみる>
公園や子育てサロンでは、自己紹介のタイミングはないでしょうし、誰かが間を取り持ってくれるということはあまりありません。ぜひ、自分から話しかけてみましょう。たくさんのママがいる空間であれば、話しかけやすそうなママもきっといるはずです。
向こうも同じようにママ友が欲しくて、声をかけてもらえるのを待っているかもしれません。
「うちの子は◯月生まれなんですけど、お子さんは何月生まれですか?」
「私〇〇に住んでいるんですけど、お近くなんですか?」
「うちの子〇〇って言います。お子さん、お名前なんっていうんですか?」
といったように、自分の情報を伝えてから、子供さんのことについて質問してみると話しかけやすいですよ。
<子供に話しかける>
お母さんに話しかけるのが緊張するのであれば、子供に笑顔で話しかけてみるのもありです。
自分の子供に話しかけながら
「〇〇ちゃん、お友達よくねんねしてるね〜」
「〇〇ちゃん、お友達かわいいお洋服着てるね〜」
といった具合に他の子供を話題にすることで、お母さんから話しかけてもらえるかもしれません。
人見知りで話しかけるのが難しいという人は、試してみてくださいね。
ママ友っていないといけないの?
ところで、ママ友は必ずしもいないといけないのでしょうか。
ママ友がいると、いいことはたくさんあります。
例えば…
・子育ての悩みを相談できる
・子育ての情報を交換できる
・幼稚園や保育園の情報が収集できる
・一緒の幼稚園や保育園の友達ができる
・一緒に楽しい時間が過ごせる
・子供同士で遊ばせることができる
などです。
ですが、絶対にママ友でないといけないことばかりではないですよね。
子育ての悩みは、夫や親兄弟、親戚、そして自治体に相談することもできますし、情報収集も自治体やインターネットでも行うことができます。
子供同士で遊ばせることも、赤ちゃんのうちはそれほど気にしなくても大丈夫。気になる方は、保育園や幼稚園のプレスクールなどに早めに連れて行くと良いかもしれません。
ママ友はいなくても、児童館などに行けば子供たちは自然に一緒に遊んだり、コミュニケーションをとったり(おもちゃの取り合いも含めて…)するようになると思いますよ。
ママになった友達を探してみる
もともとの自分の友達で、ママになった子が近くにいれば、それが「ママ友」でなくても悩む必要はあまりないですよね。
そういった友人がすぐに思いつかない場合でも、実は近くに住んでいる友達がいるなんて可能性もあります。
小学校、中学、高校、大学など、様々な友人全ての動向を知っているわけではないですよね。親しい友人に他の友人の様子を聞いてみたり、SNSで検索してみたり…近くに住むママになった友達が見つかるかもしれません。
一人そうした友達が見つかれば、その友達と友達になることもでき、少しずつ子持ちの友達の輪が広がっていくのではないでしょうか。
筆者自身も、遠方に住む友人とメールをしていた際、2駅隣にママになった友人がいることを教えてもらいました。学生時代は二人で会うような仲ではなかったのですが、7年近く経った今でも家族ぐるみの付き合いをする仲になりました。
最後に
筆者自身は、友人は多い方だと思うものの、ママ友というものになんとなく抵抗がありました。正直、今でもママ友付き合いは多い方ではありませんが、子供が大きくなっても交流が続くであろうママ友もでき、大人になってから仕事場以外でできる友人のありがたさも感じています。
無理にママ友を作ろうとすると、一生懸命ママ友を作ったけれども、気が合わなくて一緒にいると疲れてしまう…なんてことにもなりかねません。
あまり「ママ友がいない…」と悩んだり、「ママ友を作らなきゃ!」と自分を追い込むのではなく、まずは赤ちゃんとの時間を楽しむことから始めてはいかがでしょうか。
心の余裕が出てきたら、少しずつ外へ出て行ってみたら良いですよ。
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