妊娠
ベビーシャワーってご存じですか?アメリカ発祥のパーティーで「新しい命と妊婦さんを盛大にお祝いする」ことを目的としたパーティーです。赤ちゃんの誕生とこれから出産するお母さんを主役にしたとってもおめでたい《安産祈願パーティー》です!
芸能人SNSの発信から日本でも流行!
日本でも芸能人やモデルなどがインスタグラムなどで紹介したことから注目が集まっていますよね。5〜6年程前から知られ始め、ここ2〜3年でさらに流行が広がって来ているようです。
インスタグラムで目にするベビーシャワーの写真は可愛くて華やかで幸せいっぱい!とはいえ、やってみたい気持ちはあるものの、「いつやるの?」「どんな風に行えばいいかわからない」、そんな方にベビーシャワーのアレコレお教えします!
誰が企画すればいいの?
アメリカでは企画段階から妊婦さんも参加します。幹事は友人や親族など妊婦さんと親しい間柄の方がなるようです。
結婚式のように正式に招待状が用意されますが、最近ではメールで招待メールを送ることも多いそう。日本ではサプライズパーティーとして妊婦さんを驚かすことも多いようです。
いつやるの?
妊婦さんが7~8か月の安定期に入ったころに行います。時間は体に負担の内容にお昼の時間に行うことが多いようですが、働く妊婦さんが多い昨今、終業後の夜にパーティーを行うこともあるそうです。時間は妊婦さんが疲れてしまわないように、2〜3時間程度にしておくと良いですね。
どこでやるのがベスト?
アメリカの場合はホームパーティーが主流ですが、日本ではなかなか難しい一面も。おしゃれなカフェやレストランで行うことが多いとか。最近では「ベビーシャワープラン」というプランを扱うお店も増えてきているようです。プランがない場合でも、お店側にも「ベビーシャワーのパーティーです」と伝えておくといいかもしれませんね!
また、アメリカは結婚式の様に盛大にやることもしばしば。日本はまだ結婚式と同等の扱いでベビーシャワーされることは稀だと思いますが、結婚式会場で行える場合もあるようですよ!
実は何回やってもOK!
元々は、はじめての出産前にのみ行うものだったベビーシャワー。でも今は1回のみなんてことはなく、2回3回は行っても全く問題ありません。
出産後は赤ちゃんの世話に追われ、なかなか外に出られない日々が続きます。学生時代の友達、会社仲間などなど、会いたいお友達にここぞっとばかりに会っておきたいものですよね。
どんな人を何人を呼べばいいの?
3~5人の小規模なものから結婚式のように何十人何百人、とパーティーによって様々です。けれども結婚式のように盛大に行うのは大変なもの。まずは近しいお友達と数人で始めてみてはいかがでしょうか?
また、以前は女性だけで行うパーティーでしたが、今では男性が招待されることも多くなっています。旦那さんに協力をお願いしてサプライズをするというパターンもあるようです。アメリカでは両家の家族も呼んで行うことも多いと聞きますが、だれを呼ばなくてはいけない、という決まりはありません。
何が必要?
ベビーシャワーには「ダイパーケーキ」さえあれば大丈夫!ダイパーケーキとは「おむつケーキ」のこと!おむつがケーキのようにラッピングされたもので、日本のベビーシャワーには必需品となっています。これ1つでその場がベビーシャワーに大変身しますよ。
部屋の装飾は?
カフェやレストランの場合はお店の許可が必要ですが、ホームパーティーの場合はいろいろ装飾も楽しめそうですよね。ダイパーケーキがあればある程度の雰囲気はでますが、たとえば、風船を飾ったり、天井や壁に装飾品を付けたりしてもいいでしょう。
「センスのいい飾りつけに自信がない」「1からそろえる時間がない」そんな時も大丈夫!インスタグラムなどには参考になるベビーシャワーの実例が数多く載っていますし、ネット通販で気軽なベビーシャワーセットなども販売されていますよ。
具体的に何をすればいい?
誕生日パーティーのように、食事やお茶を囲みながら楽しくワイワイと過ごすのが一番ですが、アメリカの場合、幹事さんが余興を考えたり、ゲームをしたりと、日本の結婚式の二次会のようなことをしているようです。
また、妊婦さんの好みなどに合わせてパーティーのテーマを決め、楽しんでいるようですよ。テーマに合わせたドレスコード、カラー、装飾をすることで、さらに盛り上がることでしょう!
初めての出産の妊婦さんの場合、仲の良い方からの祝福がとてもうれしいはず。難しく考えず、お母さんと赤ちゃんの無事の誕生を願って楽しく過ごしましょう。
プレゼントは必要?
日本では産後に出産祝いを贈ることが主流ですが、アメリカの場合は、事前に妊婦さんから希望のプレゼントをヒアリングし、産前に贈るのが一般的です。妊婦自身がウィッシュリストを作ることもあるそうです。
一度出産を経験した方だと身に覚えがあるかもしれませんが、もらってうれしいけど、人と被ってしまったもの、上の子ですでに買っていたもの、などすでに持っているものをもらってなかなか素直に喜べなかったことってありませんか?
せっかくの出産祝い、お母さんの必要としているものをあげたいですよね。プレゼントの相場は一人当たり3000~5000円位とされていますが、参加人数が多いパーティーの場合は、みんなで一緒に購入して、ちょっと高額なプレゼント(抱っこひもやベビーカー、バウンサーなど)をあげることも可能ですね!
プレゼントのお返しはどうするの?
実は日本の出産祝いとは違い、ベビーシャワーのプレゼントにはお返しがいらないのが一般的です。その代わりに当日に簡単なお土産を用意するなどが主流です。
サプライズでお祝いしてもらった人は、当日にお返しを用意するのは難しいもの。その場合はありがとうの気持ちを込めたカードなどを送るのがいいでしょう。日本人の感覚からすると、ちょっとしたプレゼントを添えた方が良いかもしれません。
また、出産祝いを兼ねて豪華なプレゼントをいただいた場合は、アメリカ生まれのパーティーとはいえ、日本の慣習に従って3分の1から半分程度を目安にお返しをしておいた方が良いかもしれませんね。
最後に
いかがでしたか?あまり深刻にならず、「妊婦さんと赤ちゃんをお祝いするHAPPYなパーティー」と考えればOK!赤ちゃんがおなかにいる長いようで短い時間。ベビーシャワーで盛大にお祝いし、これから生まれてくる赤ちゃんに思いをはせながら楽しいひと時を送ることができれば良いですよね。
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